うつ病の改善に効果あり! ミントガムを噛もう

うつ病を発症すると、治療には一般的に数カ月から1年という長い期間を要します。
その間、ほとんどの患者は抗うつ剤を服用し、治療を続けていきます。
うつ病をできるだけ早く改善させるためには、抗うつ剤以外にも日々の生活に効果的な対策を取り入れることが大切です。
治療をサポートし、うつ病改善の効果が期待できるものとして、「ミントガム」があります。
ミントガムを噛むことによる多くの効果が、うつ病の改善につながると考えられているのです。
それでは、どのような効果が期待できるのでしょうか。

ミントストレスホルモン「コルチゾール」の量を抑える

うつ病の症状の一つに、「早期覚醒」があります。早期覚醒とは、朝の早すぎる時間に目覚めてしまい、それから眠れなくなるという症状です。多くのうつ病患者は、この症状のせいで十分な睡眠が取れず、疲れが取れない状態にあります。この早期覚醒の原因は、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」にあるのではないか、と考えられています。

コルチゾールは、ストレスを受けることによって分泌されるホルモンです。コルチゾールは、体の中でさまざまな役割を果たします。なかでも重要なのが、起床を司る役割です。コルチゾールは起きがけの時間に最も多く分泌され、体の覚醒を促します。しかし、適量を超えて分泌されてしまうと、いつもより早い時間に目覚めてしまいます。うつ病患者のほとんどは強いストレスを抱えており、コルチゾールの分泌量がうつ病ではない人の2倍にもなるとされています。そのため、早期覚醒の症状があらわれるのです。

コルチゾールの分泌量を抑えることができるのは、「ドーパミン」と呼ばれる集中力などを高めるホルモンです。ドーパミンは脳の下垂体という部分に働きかけ、コルチゾールの分泌を促す「ACTH」というホルモンの分泌量を抑えます。ACTHが減るとコルチゾールも減るので、早期覚醒の症状を改善させることができます。

ドーパミン量を手軽に増やす方法として効果的なのが、「メントール」という成分を摂取することです。ミントにはメントールが多く含まれているため、摂取することで睡眠の質が改善され、うつ病の改善にもつながります。これが、ミントガムがうつ病改善に良いとされる理由の一つです。

噛む」リズム運動がセロトニン量を増やし、ストレスを軽減

上記の「コルチゾール量を抑える」効果は、ガムでなくても得ることができます。例えば、ミントを使用したアロマテラピーにもコルチゾールを抑える効果があります。しかし、ガムだからこそ得られる効果もあるのです。それが、安堵感を司るホルモン「セロトニン」を増やすという効果です。

セロトニンは、不安感やイライラを抑え、感情が高ぶるのを抑える役割があります。うつ病患者のほとんどは、このセロトニンの量が少なくなっているとされています。セロトニンが少ないせいで不安感やイライラがつのり、精神が休まらず、うつ病が発症するのではないかと考えられているのです。

セロトニンは、リズム運動により増加することが分かっています。なかでも手軽に行うことができ、効果も高いとされている方法が「噛む」ことです。食事中に噛む回数を増やすことも効果的ですが、ガムを噛むことで手軽に回数を増やし、さらに高い効果を得ることができます。

また、噛むことには脳を活性化させる効果もあります。顎の筋肉を動かすと血流がよくなり、脳に酸素や栄養が届きやすくなって、脳全体の機能が活性化します。なかでも、真っ先に活性化されるのが前頭前野と呼ばれる部位です。

うつ病の患者のほとんどは、前頭前野の機能が低下していることが分かっています。前頭前野には、前述したセロトニンを分泌するためのセロトニン神経も含まれています。そのため、うつ病を発症して前頭前野の機能が低下すると、セロトニンの分泌量も減少すると考えられています。つまり、ガムを噛むと前頭前野が活性化し、うつ病の症状が改善するといえるのです。

まとめ

以上のことから、ミントとガム、双方にうつ病改善効果があるということができます。そのため、ミントガムを噛むことで高いうつ病改善効果が期待できるのです。ただし、ミントが入っていそうな名前のガムでも、ミントが入っていない場合があります。成分表を確認してから購入し、うつ病を改善させましょう。

関連記事

おすすめ記事