うつ病のときに心が乱れたら?落ち着きを取り戻す方法

心の乱れから、落ち着きを取り戻すのに時間がかかった経験をした人は少なくないでしょう。特に、うつ病を患っていると、心の乱れが日常生活に支障をきたしてしまうこともあり、苦労している人が多いのではないでしょうか。今回は、うつ病を抱えている人が心の乱れを起こしたときに、どのように対処をすればよいか、その方法について紹介しています。

うつ病ではささいなことでも心が乱れやすい

そもそも心が乱れるということは、どのような状態なのでしょう。「イライラする」「異常な緊張状態」「強い不安感」「深い悲しみによって周囲が目に見えない」など、心の平静が失われてしまう状態です。心が乱れてしまう原因は、仕事や日常生活の中で生じる怒り、将来の不安、他人に対する嫉妬やねたみなど、数えきれないほど存在します。また、育ってきた環境や価値観の違いからも、心が乱れる原因というものは大きく違ってくるものです。うつ病を患っていると、正常な認知ができないケースが少なくないために、そのことからささいなことで心が乱れてしまうことも考えられます。

心を落ち着かせることが大事なわけ

心を取り乱した場合、できるだけ速やかに心の平静を取り戻そうと努力をするかもしれません。それは一体どうしてでしょうか。心を取り乱した状態では、冷静な判断ができなくなるからです。冷静な判断ができないと、目の前の問題を解決できないどころか、さらなる問題を生じてしまうこともあります。そして、うつ病を患っていると、正常な認知や行動ができない可能性が高く、良くない行動につながる可能性もより高いと考えられます。 

例えば、「イライラしたので暴力をふるってしまった」「不安が強くて問題を投げ出して逃げた」といったようなことです。誰しも心当たりがあることかもしれませんが、うつ病であると、そこから出ることができずに、長期的に精神状態が乱れてしまう可能性が出てくるのです。心が乱れたときに、冷静に心を落ち着かせるということは、好ましくない判断や結果を招かないために大事だといえます。

心が乱れたときには、まず行動する!

心が乱れて落ち着きを取り戻したいときには、まず「行動」することが大切といえます。行動の内容は人によって違いますが、自分なりのパターンを決めておくのは良いことです。例えば、「お気に入りの音楽を聴く」「お風呂に入る」「ジョギングに出かける」「サイクリングをする」なども有効といえます。とにかく、その場から一度離れることを考えましょう。 

心を乱す原因の場から離れるだけでも、ある程度、心は落ち着きを取り戻します。そして、深呼吸をしてみてください。深呼吸は副交感神経であるリラックスをする神経を刺激するので、落ち着きを取り戻すには有効です。それから、気持ちを違うものに向けるために行動するのです。運動には自律神経を整える効果がありますし、身体もある程度疲れて夜によく眠れる効果も生むのでおすすめです。他にも、趣味に没頭して意識をそらしてもよいでしょう。お風呂でリラックスをしたり、友人と話をしたり、映画を観たりすることでも構いませんし、寝てしまってもいいのです。自分に適した方法を見つけてみてください。

心を落ち着かせる考え方とは?

落ち着きを取り戻す行動を知っているということは、日常生活を送っているうえで役に立ちます。しかし、意識を一時的にそらしているだけなので、根本的な解決とはいえないかもしれません。特に、うつ病を患っていると、ささいなことで心が乱れてしまうものです。できれば心を乱れにくくする方法があると助かるのではないでしょうか。余裕があるときには、考え方から心を落ち着かせる方法を知っておくことも心の乱れを起こしにくくすることにつながります。 

まず、心が乱れたときに、客観的に自分の置かれている状況を見るようにしてみてください。自分側からの立場で物事を見るのではなく、第3者として、状況を把握する努力をしてみることです。一方的な目線でなく、さまざまな方面から状況を見ることができると、心を落ち着かすのに役に立ちます。 

次に、感情に任せて行動をしたのちの結果について考えてみます。心が乱れていると、判断力が鈍ってしまうために、よくない行動に出てしまうことがあります。そのような場合、悪い結果に見舞われることが多い傾向です。最終的に起こりうる結果についてまで考えてみるようにするのです。感情に任せて暴力をふるってしまったらどうなるのか、結果を考えることで良くない行動のブレーキにつながるというわけです。

ものごとに対する考えを1日や2日で変えるということは難しいでしょう。それまでの生きてきた環境や経験などから培われているものですから、数日でどうにかなるものではありません。それを理解したうえで、気長に行うという心構えも必要です。

 

心の乱れは行動と考え方でコントロールする

心が乱れずに生きることができると素晴らしいですが、残念ながら、生活をしていると、心が乱れるといった場面に見舞われる機会は少なくありません。特に、うつ病を患っていると、正常な認知や行動に影響がおよんでいることが多く、心が乱れる機会がより増える可能性があります。心の乱れを取り戻す方法には2つのアプローチ方法があります。 

1つ目は、とにかく行動するということです。心が乱れた現場から離れて、深呼吸をして、自分なりの落ち着きを取り戻す行動パターンをとりましょう。不意に心が乱れたときなどに有効です。 

2つ目は、心ができるだけ乱れることがないように考え方からアプローチをします。第3者の立場からものごとが見られるようにしたり、感情に任せて行動をしたりした場合の結果についてまで考えるようにしてみましょう。行動は比較的に簡単に行えますが、考え方からのアプローチは長期間かけて行うという心構えで気長に向き合っていくことが大切です。

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