不妊治療のストレスでうつ病発症のリスクあり

不妊症とうつ病に直接的な関係性はないとされていますが、不妊症になってしまったストレスからうつ病を発症してしまう可能性はあります。
そのため、不妊症と診断されたらメンタル面にもよく注意する必要があります。
また、不妊治療が続くなかでのストレスにも注意が必要です。
不妊症の治療には長い期間が必要になるとされています。
その間、「まだ妊娠できないのか」という不安や焦り、周りからのプレッシャーがストレスとなってうつ病を発症するケースがあるのです。
ここでは、不妊治療中にうつ病を発症しないための方法をご紹介します。

不妊や不妊治療により受けるストレスは大きい

子供が欲しいと思っている女性は不妊症だと診断されると、強いショックを受けてしまう可能性があります。もちろんこれは、男性の不妊症においても同様です。場合によっては、不妊症になってしまったショックからうつ病を発症することもあります。

また、診断されたショックを乗り切り、夫婦で治療を頑張ろうと前向きになれたとしても、油断をしてはいけません。なぜなら、不妊治療には長い期間が必要となるからです。一般的には、治療に2年から2年半の期間を要するといわれています。そのため、先のみえない治療に不安や焦りがつのり、ストレスを溜め込んでしまう可能性があります。また、投薬治療が始まったら、その副作用によりさらにストレスが溜まる可能性もあります。

さらに、周囲の反応も夫婦を苦しめる要因となりえます。「子供ができないかもしれない」と知ると、親や親戚は落胆してしまう可能性があります。それが無意識の反応だとしても、夫婦にとってはプレッシャーを感じる要因となりえるのです。
以上のようなストレスから、うつ病を発症してしまうケースがあるのです。

夫婦間フォロー合う

不妊治療に当たって、最も大切なのは夫婦でしっかり協力していくことです。普段のコミュニケーションはもちろん、女性の不安を取り除くために2人で不妊治療に関するさまざまな情報を集めてみましょう。何も分からないまま治療に臨むよりは、どのような治療が行われるかを知り、治療の体験者の話をみてみるほうが気持ちを穏やかに保てます。

また、男性も同じように不安になってしまいます。男性は女性に比べて不妊症の検査が簡単に済むため、女性よりは精神的負担が少ないといえます。しかし、不妊症になったパートナーのことを支える男性にも負担はあります。例えば、産婦人科へ付き添うのはかなりの勇気を要する、という男性は多くいます。男性が女性を支えるというよりは、夫婦間で協力していくことが大切です。

楽しみをみつけてストレスを発散する

上記で紹介したように、不妊治療中はストレスが溜まってしまいます。無事に妊娠するための治療を頑張るには、楽しいと思えることを探して、うまくストレスを発散することが大切です。

例えば、病院へ行く際には帰りに立ち寄るお店をチェックしておく、というストレス回避方法があります。病院へ行くと、「治療をしなければならない」というプレッシャーや、いつ呼ばれるか分からない待ち時間などでストレスを感じてしまいます。そのストレスを回避するために、帰りに行くカフェやレストラン、買物スポットなどをチェックしておくと、病院帰りの時間を楽しみにできます。
また、注射や検査で痛い思いをしても、そのあと美味しいものを食べる、ショッピングを楽しむなどすれば、治療で苦しかったことを楽しい気持ちに変えることができます。

病院へ行くとき以外でも、気を紛らわすことのできる趣味や習慣を持つようにしましょう。スポーツをして汗を流すなどの趣味や、ブログを書いて気持ちを吐き出すなどの習慣でストレスを軽減させることができます。なかでも、夫婦一緒に取り組めるものを選べば、さらに良いストレス対策となります。例えばカラオケで歌ったり、動物園へ行って動物と触れ合ったりなど、ストレスを発散させる方法はたくさんあります。

まとめ

このように、不妊治療の間でも取り組めるストレス発散の方法は多くあります。不妊治療中は、治療のことで頭がいっぱいになりがちです。しかし、こういうときこそ夫婦でよく話し合い、意識してストレス発散に取り組めば、不妊治療中のうつ病発症を防ぐことができるのです。

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