うつ病だと診断されたらどうするべき?利用できる支援や回復までの流れを理解しよう!

うつ病だと診断されたとき、どのように対処すれば良いのかわからない場合もあるでしょう。

うつ病は、人によって症状の進行や治療期間はさまざまです。仕事で重要な任務がある場合や家族の介護中だったとしても、うつ病が発症したときには心身ともに休養するよう心がけましょう。

この記事では、うつ病だと診断されたときのポイントや回復までの流れについてわかりやすく解説します。

1.うつ病だと診断されたら治療に専念するべき理由

うつ病だと診断された際には、無理をせず治療に専念することが大切です。なぜなら、うつ病だと診断されるときには抑うつ状態に加え、不眠症状や自殺念慮など精神的に大きな苦痛を伴う状態にあるためです。

うつ病を患ったときには、服薬治療に加えて時間をかけて静養する必要があります。服薬治療においては、抗うつ薬が処方されますが、効果はすぐに現れるものではありません。うつ病の症状が改善するまでに、最低でも2週間は要することを覚えておきましょう。

さらに、精神的負担を軽減させるために、カウンセリングや精神療法なども並行して行われます。精神療法では、悲観的になりやすい思考を改善するなどの目的があります。

また、自殺念慮が強いときや自宅での静養が困難な場合には、入院治療するケースも少なくありません。

2.治療に専念するステップ1:診断書を作成してもらう

うつ病を発症したことによって仕事や学校などを休む場合には、医師から診断書を発行してもらう必要があります。診断書を作成してもらうためには、3000~5000円ほどかかります。診断書には病状に合わせて静養に必要となる期間が記載されているため、チェックしておきましょう。

うつ病の診断書を発行された場合には、直属の上司へその旨を報告しましょう。企業は、医師によって発行された診断書の内容を遵守する義務があります。診断書に記載されている休職期間を確認したうえで、復職時期や休職期間の連絡方法についても話し合っておくことがポイントです。業務の引継ぎなどがある場合でも、病状が苦痛で困難な場合には上司に相談することが大切です。

3.治療に専念するステップ2:どのような支援が受けられるのかを知る

うつ病が発症した場合、自身にとって必要な支援を受けることも大切な治療の一環となります。抑うつ状態が顕著な急性期の時期では、支援を受けられる気力がないケースもあるでしょう。しかし、支援を受けられる状態になったときに積極的に支援を受けることで、症状の回復も早まる傾向があります。

うつ病だと診断された際には、自立支援医療や復職プログラム、精神科のデイケアなどの支援が受けられます。自立支援医療は医療費の負担が軽減される支援であるため、忘れずに申請するようにしましょう。うつ病をきっかけに離職した場合には、ハローワークや就労移行支援などのサービスを利用して再就職の準備を進めましょう。

4.うつ病はどのように回復するの?

うつ病の回復過程は、大きく分けて3つの段階に分けられます。1段階目は、診断を受けてから3カ月目までの急性期です。急性期には自殺念慮が強い場合もあるため、患者の家族は本人の言動に気を配る必要があります。抗うつ薬は少量から処方されるため、症状が改善しないと感じるケースもあるでしょう。急性期は服薬治療を遵守しながら、静養することが重要です。

2段階目は、うつ病の治療を開始してから4~6カ月ほど経過した回復期です。回復期になると、調子が良い日も増えてくることがわかるでしょう。しかし、自身の判断で服薬治療を中断することは賢明ではありません。症状が改善する回復期も、医師の指示を守るよう心がけましょう。

3段階目は、うつ病の治療を開始してから1~2年ほど経過した再発予防期です。うつ病は、多くの病のなかでも再発しやすい病気だといえます。職場復帰している場合でも、ストレスを溜めないよう工夫しましょう。

5.うつ病からの回復を望むときには専門家の指示を仰ごう

うつ病から早期回復するためには、早めに専門家の治療を受けることが重要です。自身の症状がうつ病の症状にあてはまる場合でも、精神科の受診を迷うこともあるでしょう。しかし、精神的な苦痛によって仕事や家庭にも影響を及ぼしているときには、精神科に受診することが治療への第一歩となります。

医師の診断によっては入院治療が必要な場合や、長期間仕事を休む必要がある場合もあります。専門家に自身の症状を客観的に診断してもらうことで、肩の荷が下りたように感じることもあるでしょう。うつ病の診断がつくことで、会社の人や家族からの理解も得られやすくなります。うつ病の診断書が発行されれば、休養に専念しやすくなるでしょう。

うつ病が発症していても、4人のうち3人は病院を受診していないといわれています。身体的な疾患のように病状が目には見えないため、症状が深刻にならなければ気付かないケースもあるでしょう。しかし、病状が深刻になれば、治療にも長い期間を要します。不眠や食欲不振などの症状に悩んでいるときには、早めに精神科を受診しましょう。

うつ病になったら治療に専念することが回復へのポイント!

うつ病のような精神疾患は、早期発見して治療に専念することが回復への近道です。長い期間をかけてうつ病が重症化すれば、それだけ回復までの道のりも遠くなるでしょう。うつ病患者が利用できる支援を利用することで、同じ病で苦しんでいる人と交流できる機会もあります。

うつ病の治療をするときには専門家の指示を守り、利用できる支援を最大限活用しましょう。

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