うつ病改善に効果あり! メディカルハーブの力

リラックス効果が得られたり、睡眠の質が改善されたり、中枢神経のバランスを整えてくれたりと、種類によってさまざまな効能が期待できるハーブ。
これらの効果を上手く活用することで、うつ病の症状を改善させることが可能です。
数多くあるハーブの中には、不足することでうつ病になるといわれる「セロトニン」という脳内伝達物質を増加させる効果を持つものもあります。
こういったハーブを医療目的に使った「メディカルハーブ」は、ハーブ先進国であるドイツではメジャーなものです。
ここでは、その効果について紹介しています。

効果の高いドイツのメディカルハーブ

ドイツでは、通常の医薬品に加えてハーブを使用し、健康を整える文化が広く根付いています。ハーブティーは日本においてはどちらかというと嗜好品という印象の強いものですが、ドイツでは健康維持のため積極的に飲まれているのです。

そのためドイツでは、ハーブは医薬品として扱われています。ドイツは、世界一厳しいといわれる薬事法を定めているといわれており、その薬事法を通ったメディカルハーブには高い効果があるとされています。なかには心身のバランスを整えるために配合された種類もあり、うつ病の予防・改善効果も期待できます。

セロトニンを増やすセントジョーンズワート

メディカルハーブとして使用されるハーブのなかに、「セントジョーンズワート」というものがあります。これは「天然の抗うつ薬」とも呼ばれており、うつ病患者の治療に効果的とされています。

セントジョーンズワートはヨーロッパなどが原産のハーブです。アメリカを経て輸入されており、日本でもそれなりの知名度があります。ホルモンバランスを整え、セロトニンを増加させるという抗うつ作用のほか、生理痛や腰痛、神経痛などにも効果があります。消炎作用もあり、肌へ塗りこむことで火傷や切り傷の治癒をサポートしてくれます。

ハーブ先進国であるドイツでは、うつ病治療のために医師がセントジョーンズワートを処方するのが一般的です。処方されたセントジョーンズワートは、主にハーブティーとして飲まれています。

セントジョーンズワートは古くから使われてきた

セントジョーンズワートは、古代ギリシャの頃から人々に利用されてきたハーブです。窓辺に吊るして魔除けにする、といった現代社会には馴染みのない使われ方がなされたこともありましたが、風邪やうつの予防としても利用されていました。科学的に抗うつ作用があると発見されたのは現代になってからですが、民間療法として昔から、現代と同じ効果が期待されていたということが分かります。

セントジョーンズワートは薬との併用に注意

優れた抗うつ作用を持ち、通常の抗うつ薬と比べて副作用も少ないセントジョーンズワート。しかし、使用する際には注意するべき点がいくつかあります。

1つは、とても効能の高いハーブであるため、ほかの医薬品との併用には注意が必要という点です。うつ病患者は、医師によりセロトニンを増やすための抗うつ薬を処方されています。セントジョーンズワートにも同様の効果があるため、過剰摂取となり、「セロトニン症候群」という病気を引き起こしてしまう可能性があります。そのため、すでに抗うつ薬を飲んでいるという人は、セントジョーンズワートを利用する前に医師に相談する必要があります。

ほかにも、併用をしてはならない薬があります。鎮痛剤や強心薬、抗てんかん薬、抗HIV薬、血液凝固防止薬、ピルなどが該当するので注意が必要です。

まとめ

セントジョーンズワートは効果が高い分、うつ病の治療中には注意が必要なハーブです。しかし抗うつ薬などを飲んでいなければ、日常的に使用することができます。
気分が優れないときや落ち込んだときなどにハーブティーとして飲むと、気分を落ち着ける効果が得られます。うつ病改善のために、このようなメディカルハーブの使用を検討してみましょう。

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