オンオフの切り替えが大事!ビジネスマンに増えるうつ病を予防するには?

うつ病とは誰でもかかりうる病気です。以前に多くみられた偏見も少なくなりつつあり、病気の理解がすすんでいます。実際に、うつ病と診断される人が増えてビジネスマンの間でもうつ病に苦しむ人が少なくありません。ビジネスマンのうつ病にはどのような原因が考えられるのでしょうか。今回は、ビジネスマンに増えているうつ病について解説いたします。

ビジネスマンにうつ病が増えるわけ

うつ病と診断される人のなかには仕事が原因で、うつ病を発症する人が少なくありません。いわゆる働き盛りといわれる40代や、働き始めてすぐの20代若者にうつ病が増えているといわれます。ビジネスマンにうつ病が増える一番の理由は仕事上の「ストレス」です。生活を送っていると何らかのストレスを感じることは避けられません。また、ストレスとは必ずしも悪者ではあるとも限らないのです。ある程度のストレスは集中力を高めることがわかっていて、仕事の効率を高めてくれます。ストレスが過度になってしまうと問題なのです。うつ病をはじめとした心身に対する悪影響が懸念されます。

「仕事のストレスが限度を超えているかもしれない」と感じる人は、自分の性格と職場の環境の両面から見直してみる必要があるでしょう。

 

うつ病になりやすいビジネスマンの性格

うつ病になりやすい人には特徴があるといわれます。その特徴を説明する前に、うつ病の種類について知っておかなければいけません。うつ病といってもさまざまな種類があることがわかってきています。新型うつ病とよばれるものもその1つで、従来のうつ病とは症状の出方やなりやすい性格といった特徴が異なります。ここでは、従来のうつ病と新型うつ病の2つを取りあげてみましょう。

従来のうつ病になりやすい人というのは、いわゆる几帳面でまじめな性格の人です。仕事を一生懸命にこなし、他人に頼ることが苦手です。仕事を全部1人で抱え込んでしまいがちでもあります。また、完璧主義でもあることが多く、仕事で手を抜くことができないといった特徴を持っています。

一方で、新型うつ病は若者に増えているうつ病です。抑うつ症状や気分の落ち込みといった症状については従来のうつ病と違いはありません。従来のうつ病と大きく異なる点は、自分の好きなことになると、一転して気分が好転し楽しむことができるということです。自己愛が強い傾向にあり、失敗を他人のせいにしてしまうことが多いともいわれます。社会に出るまでは家族や周囲に支えられてきたことが多く、自分の責任下で働かなければならない新しい環境に適応できないことが原因の1つです。

 

うつ病になりやすい職場環境

うつ病になりやすい性格があることを説明しましたが、性格だけでなく職場環境によってもうつ病になる確率があがることがわかっています。まず、残業が多い人は要注意です。自分の時間をもつことはストレスの発散におおいに役立ちます。残業によって、ストレスにさらされる時間が増えるだけではありません。自分の時間が減ってしまい、ストレスが十分に発散されない状況を作り出してしまいます。

次に、夜勤といった交代勤務を行っている人もうつ病のリスクを高めてしまいます。うつ病の予防の1つは規則正しい生活をするということです。勤務が不規則である人は、睡眠のリズムが壊れやすく体内時計が狂ってしまったり、自律神経のバランスを壊してしまったりしやすい傾向にあります。睡眠や自律神経は、うつ病の発症に大きく関係しているため、うつ病の発症リスクを高めてしまうのです。

最後に、仕事にやりがいを感じられないという人や不満が強い人も注意をしましょう。それなりに忙しい毎日を送っていても、それが楽しいと感じる人はうつ病にはなりにくいのです。逆に、忙しいことが憂うつに感じたり、仕事そのものに楽しみを見いだせなかったりする人は、ストレスばかりが募ってしまい、うつ病のリスクをあげてしまうことが考えられます。

 

仕事のストレスでうつ病にならないためにできること

以上のことから、どのようにうつ病を予防すればよいかを考えてみましょう。完璧主義で、がんばり過ぎるタイプの人は、仕事に100%を求めないようにします。「80%程度できたら良し」とするのです。また、残業が続いてしまうほどに仕事が増えてきたときや、1つの仕事の終わるめどが立っていないときに次の仕事を頼まれたときなどには、自分ひとりで抱え込まずに、誰かに助けを求めるようにします。

自己愛が強いタイプの人は、アドバイスを求められる信用できる人を作っておくことがおすすめです。職場で周囲とうまくいかないと感じたときに、相談できる相手がいると、冷静な判断をするのに役立ちます。仕事のストレスに対する対策としては、普段から仕事と私生活のオンオフの切り替えをするように心がけることが大切です。睡眠時間はきちんと確保することはストレス対策の基本になります。睡眠時間の確保に加えて、忙しくて神経が高ぶっていると感じるときには、自分なりの神経の休め方を作っておくとよいでしょう。「ゆっくり入浴する」「アロマをたく」「運動をする」「ストレッチをする」などがおすすめです。

また、「ストレスがたまりすぎていないか」など、自分を振り返ることを忘れてはいけません。時折、オンラインでストレス度をチェックしてみてはいかがでしょうか?もし、ストレスがたまり気味になっているのであれば、仕事を忘れて、自分の好きなことを楽しむ時間を作るようにしましょう。

 

ビジネスマンのうつ病予防はストレスをためすぎないこと

仕事のストレスが原因でうつ病になる人が増えています。ストレスをためすぎる原因は、自分の性格や職場環境にあることが少なくありません。がんばり過ぎて仕事に手を抜けない人、自分を守り過ぎて他人とトラブルが絶えない人は気をつける必要がありそうです。「仕事に完璧を求めない」「人間関係や仕事の問題を相談する相手を作る」などを心がけましょう。

仕事が不規則な人や残業が多い人、仕事を楽しめない人も注意が必要です。ストレスがたまりすぎないように、神経を休めて、きちんと睡眠時間を確保することを忘れてはいけません。ストレスがたまってきたと感じたら、思い切って休日を取り、仕事から離れることも考えましょう。

 

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