うつ病改善にスマフォアプリを有効活用しよう

近年、うつ病に対する「見方」は大きく様変わりしつつあります。
患者数が増加するにつれて、「心の問題」というレッテルかられっきとした精神疾患の一つであると一般的に知られるようになったのです。
それに伴って、予防法や治療法の開発も進んでいます。
うつ病改善に向けたサポートをしてくれるスマートフォンのアプリケーションもその一つ。
アプリでセルフチェックや行動記録ができるようになったことで、精神状態を客観的に判断してうつ病の早期発見に繋げたり、メンタルトレーニングをしたりすることができるようになりました。

大切な「早期発見」のためのセルフチェック

うつ病の治療において最も重要なことは、ほかの重篤な病気と同様です。「早期発見」すること、これが何よりも重視されます。うつ病は進行性の病気です。放置しているとそれだけ病状は悪化していくのです。なるべく早く病気を発見し、適切な治療を受けることが最善手といえます。そのためには、自分がうつ病かもしれないと疑問を持つこと、そしてそれを手軽に、そしてなるべく正確に判断するセルフチェックの方法が欠かせません。

スマホアプリの中には、うつ病のセルフチェックができるものがあります。食欲があるかどうか、きちんと睡眠がとれているかどうか、興味を持てるものがあるかどうかなどの説明に答えていくだけで、専門知識がない人でもうつ病のセルフチェックができます。このチェックによってうつ病かもしれないという診断結果がでた場合には、それをきっかけとして専門の医療機関を受診し、早めの治療につなげることができます。

日々の行動や精神状態を記録

人の心は、日々刻々と移り変わるものです。2~3日に渡って気分が悪く落ち込んでしまうことは珍しいことでもおかしいことでもありません。ですが、それが数カ月も継続しているというのであれば、正常ではないといえます。

日々の行動や精神状態をアプリに記録しておくことは、自分の気持ちの変化や精神状態の変化を客観的に捉えるために重要なことです。ときに「うつ病になってしまったかもしれない」というほど気分が落ち込むことがあっても、それが数日から1週間程度で改善されれば、一過性の落ち込みであると判断することができます。また、楽しいことや嬉しいことがあったときに気持ちが回復したのであれば、それも一時的な気分の変化であると考えられます。逆に、何があっても気分が回復しない、記録したメンタルデータがずっと低い水準を保ち続けているという場合には、うつ病が疑えます。
記録を取ることで客観的な視点を持ち、医療機関を受診するきっかけとして活用することができます。

心を鍛えるメンタルトレーニング

物の考え方や捉え方によって、ストレスは大きくも小さくもなります。人によって考え方や捉え方には癖があり、うつ病になりやすい人はストレスをためやすい考え方・捉え方をしているといわれています。メンタルトレーニングをすることで新しい考え方・捉え方を身につけ、ストレスがたまりにくいようにすることもうつ病予防や改善、さらには再発の防止に効果的です。

アプリによって方法はさまざまですが、メンタルトレーニングの例としては「1日のなかで良かったと思うことだけを記録してポジティブな気持ちを作る」「悩みや不安を視覚化してどうすれば良いのか考えやすくする」などが挙げられます。「こんなちっぽけなことで?」と思えるかもしれませんが、うつ病の予防や改善には、小さいところからスタートすることが重要です。気負うことなく続けやすいというのも、スマホアプリならではのメリットです。

まとめ

スマホアプリの利用は、手軽に始められるうつ病の改善・予防になります。ただし、「やらなくては」「利用しなくては」と強く思い込んでしまうようになると逆効果です。あくまでも気軽に、手軽に、簡単に利用できるという点が評価されています。
自分のメンタル状態がちょっと気になる、セルフチェックをしてうつ病かどうか判断したい。そんなとき、こうしたアプリを利用してみてはいかがでしょうか。

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