トイレ掃除でうつ病が改善!? 騙されたと思ってやってみる

うつ病は治療に数カ月から数年かかる病気であるといわれています。
もし発症してしまったら、できるだけ早く治したいと考えるのが一般的です。
うつ病を改善する意外な方法として、「トイレ掃除」があります。
突拍子もないことに聞こえますが、トイレ掃除を続けることでうつ病が改善されたという実例があります。
この方法は、うつ病になり始めの「とにかく無気力」という人ではなく、「うつ病から脱却したい」と思えるようになった人に特に効果的です。
以下に、具体的な方法や効果をご紹介します。

トイレ掃除を続けるだけで、早ければ1週間でうつが改善

あるクリニックの院長がうつ病患者8人に対して毎日トイレ掃除をするように伝えたところ、8人全員がうつ病を克服することができたといいます。なかでも早い人は1週間という短期間で症状の改善がみられ、長くても3カ月でうつ病が治っています。
実験対象はわずかですが、トイレ掃除をすることで、うつ病の改善に何らかの効果があることがわかります。

ある僧侶の話によると、トイレ掃除というのは自我を捨てる効果があるとのこと。うつ病の精神的症状の中に、「なんで自分はいつもこうなんだろう」「生まれてこなければよかったのではないか」と思ってしまう、というものがあります。こういった悪い自我の意識を捨てることができるため、トイレ掃除はうつ病の改善になると考えられています。

また、某カー用品チェーンの創業者は、創業当時から素手でトイレ掃除を行う運動を続けて来ました。自社のトイレはもとより、取引先やその近隣の公共のトイレなどの掃除をします。最初の10年は一人きり。その後社員が追随するようになり、そのうち、他の会社から研修をしてほしい、掃除の仕方を教えてほしいといった要望が入るようになり、今では団体ができ、海外へ呼ばれて講演するまでになりました。
トイレ掃除の効用は「謙虚な人になれる」「気付く人になれる」「感動の心を育む」「感謝の心が芽生える」「心を磨く」とのこと。
トイレを磨くというのは、曇って汚れてしまった自分の心を磨くことなのですね。

鬱々とした気持ちを、ばかばかしい思えることをして払拭する

うつ病になると、周りのことも自分のことも嫌になって、その感情がずっと心を支配してしまいます。そんなときは、いい意味で自分を笑い飛ばせるくらいにばかばかしいと思えることをすると、気分が晴れます。

そのために、トイレ掃除は素手で行いましょう。室内の床や壁だけではなく、便器の中も素手で掃除をします。あえて道具は使いません。そうすると、なんだか自分の姿が滑稽に思え、自分は今何をやっているのだろうと馬鹿馬鹿しい気持ちになるかもしれません。そしてだんだん、今まで自分が悩んでいたことも、なんて馬鹿らしいのだろうと笑い飛ばすことができるようになるはずです。

ためらわずに、便器の奥まで手を突っ込んで汚れを落とすことが大切です。なかなか落ちない汚れも、爪を使うことで取ることができます。どうしても落ちないものに限っては洗浄液を使うしかないので、その際は手荒れを防ぐために手袋をつけましょう。ただし、トイレ掃除を毎日行っていれば、洗浄液の出番はありません。

誰かのために役立てる自分を好きになる

トイレ掃除をすることで、自分だけではなく、家族も気持ちよくトイレを使用することができるようになります。トイレを綺麗にする作業は誰かのためになり、「人のために何かができる自分」を認めることができるようになります。

うつ病患者は病気の症状により、自分のことを肯定するのが難しくなっています。素手でトイレ掃除をすれば自我を忘れることができ、誰かのためになれるという気持ちをより強く実感できます。そして自分を好きになることができれば、無気力やイライラ、マイナス思考などのうつ病症状の改善が期待できます。

まとめ

このように、トイレ掃除にはうつ病を治す高い効果があるといわれています。

一般的に、うつ病治療のためには投薬治療や自宅療養などを長期間に渡って行う必要があります。その期間を大幅に短縮できる可能性があるため、素手でのトイレ掃除を毎日行うことも大切であるといえます。

なお、うつ病は再発しやすい病気だともいわれています。もしトイレ掃除でうつ病が治っても、その後もトイレ掃除はずっと続けるのが望ましいといえます。他人を思いやる気持ちを育むことができるため、うつ病にかかる前と比べて、人格的に成長することもできます。

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